遠距離恋愛では仕事を優先するべき?それとも結婚に踏み出す?

  • URLをコピーしました!

遠距離恋愛の彼氏からプロポーズをされるのは嬉しいけど、遠距離から結婚するなら、仕事を諦めないといけないケースもあります。 結婚と仕事のどちらを取るべきか? 遠距離から結婚する時に考えておきたい重要なポイントをチェックしておきましょう。

目次

遠距離恋愛、結婚か仕事かどっちか選ばなければいけない?

遠距離から結婚する場合、女性にとっては人生を大きく左右する人生の分岐点になります。 遠距離からの結婚にはどのような試練があるのか確認しておきましょう。

遠距離恋愛とはお互いが仕事をもっていれば低くない確率で訪れる試練

遠距離恋愛とは、お互いに遠く離れた土地に住みながら、交際を続けることです。 一般的に、新幹線や飛行機などの交通機関を利用しないと、なかなか会えない距離間のことで、各駅電車で30分程度の隣県に住んでいるくらいの距離では、遠距離恋愛とは言いません。 大学への進学、Uターン就職、地方転勤のある仕事への就職などがきっかけで遠距離恋愛になりやすいです。 特にお互いに仕事を持っている場合、簡単に仕事を辞めて相手について行くことが出来ないので、遠距離恋愛でまずは様子を見るケースが多いでしょう。

結婚する場合は女性が仕事を辞めて相手の居住地に行くことが多い

遠距離から結婚すると、多くの場合は女性が仕事を辞めて相手の元へついていくことが多くなります。 どちらが一家の大黒柱(世帯主)になるかを基準にすると、仕事を辞めるべき方の答えが出やすいでしょう。 年収は生活を支える重要な基盤になりますので、年収が低い方が高い方に譲歩して辞めるケースが一般的です。 また、女性は妊娠すれば、これまで通り稼ぐことが難しくなりますので、女性の収入を頼りにしてしまうと、家計が不安定になりやすいため、男性を大黒柱にするケースが多いとも考えられます。 ただし、女性の方に男性を上回る収入があり、世帯主になる覚悟があるのであれば、男性が仕事を辞めてくる方法もあるでしょう。

遠距離恋愛で結婚か仕事か考えるときの重要なポイント

遠距離からの結婚は、相手の元へ行くため女性は今の仕事を捨てることが求められてしまいます。 「結婚」か「仕事」かで迷ってしまった時には、これからご紹介する7つのポイントを考えてみましょう。

自分にとって一番大切なものは何か

遠距離からの結婚を決断する時は、「自分にとって一番大切なもの」をはっきりさせておくことが重要です。 「愛が一番大事に決まっている!」と即答できる人であれば、結婚を選んでも後悔がないでしょう。 しかし、世の中の女性全てが、愛が一番大事とは限りません。 中には「仕事」や「お金」と考えている人もいます。 仕事が一番大切だと考えており、今の仕事を気に入っている場合は、安易に結婚を選んでしまうと後悔する可能性が十分にあります。 まずは自分の中で大切なものが何か、しっかり考えておくようにしましょう。

相手を本当に愛しているか

見知らぬ土地で結婚生活を送ることは、想像以上に難しさを伴う場合があります。 すんなりその土地や人々に馴染め、気に入った仕事が見つかれば良いですが、実際には上手くいかないケースも少なくありません。 特に都会から地方へ移住した場合、地方の排他的な雰囲気や近所付き合いの多さにうんざりしてしまい、馴染めないで孤立をしてしまうことがあります。 また、反対に地方から都会へ出てきたけど、騒々しさや華々しい雰囲気に馴染めず苦悩するケースもよくあります。 そんな時、頼りになるのは「夫」だけ。 移住してからも上手くやっていけるのかは、お互いに相手を本当に愛しているかどうにかよって決まります。

子供はほしいか

もしもあなたが将来的には仕事を辞めることを前提に「子供がほしい」と思っているのであれば、思い切って遠距離から結婚してしまうのも良いかもしれません。 特にアラサーで出産年齢のタイムリミットを感じている人は、子供が欲しいのであれば、万が一の不妊の場合にも備えて真剣に妊活を考える時期です。 子供が複数欲しい場合は、早めに産み始めないと、希望の人数を授かれない可能性も出てきます。 そのため、遠距離から結婚をすべきかどうかは、子供が欲しいかどうかによって個人差が出て来るでしょう。

金銭的な不安はないか

遠距離は女性が仕事を辞めて来るケースが多いため、一時的に専業主婦になる期間ができやすいです。 男性が高給取りの場合は良いですが、経済的にギリギリの場合、生活が相当苦しくなる可能性があります。 特に注意をしたいのが、奨学金などの「借金」を抱えている場合です。 男性によっては、携帯代金、食費、日用品などの費用は払ってくれても、結婚前に作った個人的な借金については、「払うつもりはない」というケースが少なくありません。 遠距離からの結婚で仕事を失う場合、結婚後に借金の返済で困窮する可能性があるため、事前に夫婦でよく話し合い、どのように返済していくのか考えておきましょう。

相手の家族になる覚悟があるか

結婚願望が強かった人にとって、結婚は「ようやく遠距離恋愛を終わらせられる!」と嬉しくなるでしょう。 しかし、これまで濃密な付き合いをしてこなかった遠距離恋愛のカップルにとって、距離がグッと近くなる結婚生活は、相手の親とも上手くやっていかないといけないため、想像以上にストレスが溜まる場合も。 「相手の家族になれるか」という現実的な問題に直面するようになるため、本当に相手の元へ行ってやっていける覚悟があるのか、自分自身で確認する必要があります。

どちらを失ったときの後悔の方が大きいか

結婚か仕事かで遠距離からの結婚を悩んでいるのであれば、「どちらを失った時の後悔の方が大きいか」一度よく考えてみましょう。 仕事にこだわりがないのであれば、相手の土地へ引っ越しをした後でも、「失った仕事の代わり」はいくらでもあるので心配する必要はありません。 しかし、今の仕事にこだわりを持ち、出産後も働きたいと思っている場合は、簡単に今の仕事を手放してしまうと、自分が納得できなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。 また、結婚したいと思う相手も同様に、本当に愛している人であれば、なかなか「代わり」が見つからない可能性が高いため、逃して後悔しないように慎重な見極めが必要となります。

最後は自分自身で決断しよう

遠距離からの結婚は、最終的に「自分の決断」にかかってきます。 引越しをして見知らぬ土地で過ごす人生もあれば、彼と別れて仕事を選ぶ人生もあります。 結婚も仕事も両方選択できれば一番良いですが、どちらかしか選択できない場合は、やはり後悔をしないように自分で大事な方を選択するしかありません。 ただし、なかなかあなたが決心できず、良い返事をくれないと、相手の男性が「結婚する気がないんだな」と諦めてしまい、結婚話が流れてしまう可能性もでてくるので注意をしましょう。

遠距離恋愛から彼と結婚することになった時に必要なお金

遠距離からの結婚は、想像以上にお金がかかります。 どのような費用がかかるのか事前にチェックしておきましょう。

引っ越し費用

遠距離から結婚する場合、引っ越しにかかる費用が高くなるのが特徴です。 一般的に単身者の引越しというと、同一県内であれば3万円~4万円程度あれば安い業者が見つかります。 しかし、長距離移動が必要になると、単身者であっても10万円超えの引越し費用もザラではありません。 県をまたぐ引越しになる場合、地元の中小規模の安い引越し屋では対応してもらえない可能性が出てきます。 場合によっては全国展開している大手の引越し業者しか対応できず、料金が高額になるケースがあるため、引っ越し費用は多めに準備をしておきましょう。

新居の家賃

結婚してすぐに二人の新居を用意する場合、まずは賃貸物件を利用するケースが多いでしょう。 新居にかかる費用は物件によって異なりますが、「家賃」の他に「敷金」「礼金」「仲介手数料」「鍵代」などがかかります。 中古の敷金・礼金のない物件を選べばかなり費用は節約できますが、新築のキレイな物件や間取りの広い物件を選ぶのであれば、50万円~100万円は用意したいところ。 片方が全部支払うのか、それとも折半するのか、新居の費用で揉めないように話し合いで決め手きましょう。

新居までの交通費

結婚の新居を決めるまでの間、もしかしたら「内見」などで何回か足を運ぶ可能性がありますよね。 新居までの交通費は、自腹で払う人が多いと思いますが、なかなか物件が決まらず、内見で足を運ぶ可能性が多くなり、交通費の支払いが苦しくなってしまった場合は、一度相手に費用の相談をしてみましょう。 本当であれば、自分の目で確認する方が良いでしょうが、どうしても交通費が工面できない場合は、動画や画像を沢山撮って送ってもらって確認してみるのも一つの方法です。

不用品の処分費用

引越しをする時に出る不用品は、処分することになると意外にお金がかかります。 特に大きな家具や電化製品など、処分数が多くなると高額になりがち。 不用品の処分費用も、基本的には自腹で行うケースが多いですが、あまりにも処分費用が高くて支払いが難しそうな場合は、相手に相談をしてみましょう。 処分費用を少しでも安く済ませたい場合は、「買い取り」もしてくれる不用品回収業者にお願いしたり、オークションなどに出品してみるのもおすすめです。

結婚式のゲストの交通費

遠距離から結婚する場合、結婚式のゲストの「交通費(お車代)」が高額になる傾向があります。 遠距離からのゲストは、1日で帰ることが出来ない場合も多いので、お車代には交通費だけではなく、「ホテル代」も含まれることが多いです。 お車代はホテル代と交通費の全額負担が望ましいですが、どうしても難しい場合は最低でも半額出しましょう。 遠方からのゲストが多ければ多いほど、お車代の負担がかさむことになるため、招待するゲストの人数はお財布とよく相談することをおすすめします。

結婚よりも仕事を選んだ時の彼氏への伝え方

もしもあなたが結婚よりも仕事を選んだ場合、決断を彼氏に上手く伝えたいですよね。 後悔なく自分の決断を伝える5つのポイントをご紹介します。

直接会って話す

結婚よりも仕事を選んだ決断は、電話やLINEではなく、必ず直接会って話すようにしましょう。 人によっては直接話をしないと納得しない場合もあるため、間接的な方法ではなく、直接気持ちを伝えることが大切です。 また、顔が見えない電話やLINEのやり取りだと、お互いに感情的になりやすくなってしまい、話がこじれてしまう可能性があります。 その点、顔を見ながら直接話すと感情をセーブできるので、無駄な争いを避けることができるでしょう。

彼と結婚したい気持ちはあることを伝える

結婚より仕事を選んだとしても、彼と結婚したい気持ちが残っている場合もありますよね。 そんな時は、素直に彼と結婚したい気持ちも残っていることを伝えるようにしましょう。 彼と結婚したい気持ちを伝えなければ、彼はあなたが自分を愛していないと勘違いしてしまうでしょう。 彼が勘違いしたままであれば、簡単にあなたのことを諦めてしまうかもしれませんが、彼と結婚したい気持ちがあるとわかれば、彼もあなたと一緒になる方法を考えようとするかもしれません。

キャリアをリセットしたくないことを正直に伝える

遠距離恋愛から結婚を選べず仕事を選ぶのであれば、理由を詳しく伝えてあげることも大切です。 特にあなたと同じくキャリアを大事にしている男性だったら、素直に「キャリアをリセットしたくない」と伝えれば、あなたの心苦しさを理解してくれるでしょう。 結婚後に共働きを希望している男性の場合も、働く気がない女性よりも、キャリアを選んで働く気がある女性の方が好ましく、お互いにサポートをしながら生きていきたいと思う可能性もあります。

別居婚などを提案する

仕事も結婚もどっちも選べず結論が出せない場合は、「別居婚」や「週末婚」などを提案してみましょう。 別居婚や週末婚は一般的に好まれる結婚方法ではありませんが、相手が同意をしてくれるのであれば、不可能ではありません。 お互いにキャリアを諦めることなく、結婚も同時に手に入れることができるため、キャリアを大事にしている夫婦にとっておすすめの方法です。 ただし、別居婚や週末婚の場合、子供ができると家族団欒で過ごせる時間が限られてしまうため、子供には寂しい思いをさせてしまう可能性があることも考えておかなければいけません。

別れることになっても感謝の気持ちを伝える

結婚よりも仕事を選ぶことによって、最悪の場合は別れることになる可能性を考慮しておきましょう。 子供が欲しい場合、いつまでも結婚できない相手と付き合っているのは時間の無駄になってしまいます。 仕事を選んで相手の元へ行けないのであれば、早めに結論を出しましょう。 そして、もしも別れることになった場合、結婚できなかったのは相手のせいだと責め合うより、これまでの感謝の気持ちを伝え、お互いにそれぞれの道を歩み出すようにしましょう。

まとめ

遠距離恋愛は最終的に「結婚」か「仕事」か、選択を迫られるケースが多いです。 しかし、仕事が好きな女性にとって、これまでのキャリアを捨てることは大変勇気が要ることですよね。 仕事を選ぶ場合も、結婚を選ぶ場合も、人生を大きく左右する選択になりますので、自分が後悔をしないように、自分が手に入れたいものをよく考え決断しましょう。 また、遠距離恋愛から結婚する場合、近距離から結婚するよりも、「引越し費用」や「結婚式のゲストのお車代」で高額になりがちなので、予算を多めに用意することもポイントです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次